スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤは何シーズン履けるのでしょうか。
スタッドレスタイヤのシーズンが近くなり、タイヤ店でもスタッドレスタイヤのキャンペーンを始めているところもあります。
スタッドレスタイヤは、雪道や凍った路面を安全に走行するためのタイヤであり、特に乾いた路面での使用について気に留めることはないでしょう。
そのため、重要視されるのは、雪道や凍った路面でのグリップ力となります。
そして、スタッドレスタイヤには、夏用タイヤと違いタイヤの溝を調べるプラットフォームという部分が存在します。
通常のタイヤはスリップサインを見てタイヤ交換を見極めますが、スタッドレスタイヤではプラットフォームが非常に重要になります。
スタットレスタイヤは溝が深く、かなり減ってもスリップサインまでかなり余裕がありますが、プラットフォームを見ると、すでにスタッドレスタイヤとして使うには無理があるほどすり減っているタイヤがあります。
その状態で雪道やアイスバーンを走行すると、間違いなくグリップを失い、危険な状況となるでしょう。
そこで、スタッドレスタイヤの寿命を見るにはまずはこのプラットフォームを確認することが重要になります。
そして、次に大事なのはタイヤのゴムの劣化です。
雪国の人はスタッドレスタイヤの溝を指で動かし、どのくらい弾力があるのか確認する人もいます。
この弾力が年を追うごとになくなり、雪道でグリップ力が失われます。
この弾力はタイヤの保管方法にもよりますが、通常3年が限界といわれています。
4年目以降になるとタイヤ溝が豊富に残っていても、恐ろしいくらい雪道やアイスバーンでグリップしないスタッドレスタイヤとなっていることがあります。
そこでスタッドレスタイヤは、3年を一つの節目と考え、プラットフォームの残量を確認しながら新しいスタッドレスタイヤを購入するかどうか判断するとよいでしょう。