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新車でも補修履歴

新車でも補修履歴

新車でも補修履歴

新車でも補修履歴がある可能性が…

 

 

新車の購入を決めて、サインをした後はクルマの納車が心待ちで仕方がないでしょう。

 

 

しかし、新車で契約した車のボディに補修履歴がある可能性があることをご存じですか。

 

 

現代の日本は、かつてないほど神経質な国民となりクルマのみならずスマホを購入する時にも店員はホワイト手袋をしてお客さんに傷の確認をさせています。

 

 

スマホでこの状況なので、クルマのような高額商品ではその気の使いようは尋常ではありません。

 

 

生産ラインから出てきた新車は入念に装備や傷をチェックし、各ディーラーに向けて出発します。

 

 

当然、キャリアカーに新車を載せるときにも、そして降ろすときにも新車をチェックします。

 

 

これらの気遣いからやっと晴れてディーラーに到着しクルマの納車作業をしてお客さんに届けられますが、これだけの多くの手を渡ってくると、人的ミスにより新車に傷がつくことが意外に多く発生しています。

 

 

その傷は様々ですが、その多くはコンパウンドで消せるものなので修理とはなりません。

 

 

しかし、中には塗膜を傷つけて下地まで達してしまった傷ができることがあります。

 

 

納車日が決まっていて、それまでに何としてでも納車しなければならない担当の営業マンは、腕の良い自動車鈑金業者を数社抱えています。

 

 

そして無理なスケジュールで傷ついた新車の補修依頼をしてきます。

 

 

かくいう著者もかつて自動車鈑金に携わっており、数えきれない新車の傷直しの依頼を受けてきました。

 

 

当然新車なので、補修が後から出るようなその辺のにわか仕込みの補修で済ませるわけにはいきません。

 

 

しかし、決められた時間は非常に少ないことがほとんどで、その中で最高の仕上がりで行う必要があります。

 

 

そのため、新車を納車したときに、目の肥えた人が見ても補修があることは見破ることはできないでしょう。

 

 

新車で補修がある場合があると聞くと、かなり引いてしまいますが、人が携わっている以上、ミスは必ず起こります。

 

 

それを補う技術を持ったプロの手により新車同等に仕上げています。

 

 

今度新車を購入するときには、少し引いた眼で納車確認をしてみましょう。

 

 

もしかすると何か発見があるかもしれません。



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