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環境性能割

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燃費の悪い車は増税?!環境性能割で中古車が増税になるかも

 

 

今回の消費税増税で自動車取得税が廃止され、新しく環境性能割が導入されるわけですが、この新しい税制が中古車購入にどのようにかかわってくるか見てみます。

 

 

自動車取得税は、新車でも中古車でも車両価格が50万円を超えている場合に課税される税金でした。

 

 

そしてこの車両価格は実際に店頭で表示されている価格ではなく、決められた残存率をかけて算出されるので、一般の人にはとても分かりにくい税の仕組みとなっています。

 

 

その仕組みは、基本となる車両価格を税事務所で年式、車体番号、型式、グレードなどから算出して決めており、自動車取得税を知りたいのであれば、車検証を手元に各都道府県の税事務所に問い合わせるのが一番早い方法となっています。

 

 

そして、今回新たに導入される環境性能割ですが、基本的なクルマの残存価値の計算方法は変わっていません。

 

 

変わってくるのは、クルマの環境性能により今まで取得税が一律3%だったのが燃費性能により1%から3%まで変動することになります。

 

 

環境性能割で一番得をするクルマは、電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリット、クリーンディーゼル、そして2020年燃費基準達+20%達成車が非課税となるお得なクルマです。

 

 

これ以外のクルマは自動車取得税が税率により、1%から3%課税されることになります。

 

 

そこで、200万円の非課税車と環境性能割3% のクルマで比較すると6万円も中古車を購入するときに差が出てきます。
(ただし環境性能割導入から1年間1%軽減される)

 

 

このほか、自動車重量税も軽減措置が取られるので車検無しの中古車の場合は、さらに購入価格に差が出ることになります。

 

 

そこで、消費税が2%上がっても今までの中古車価格より税金を節約するには、非課税もしくは1%課税の2020年燃費基準+10%達成以上を選ぶとよいでしょう。


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