タイヤ交換
新車装着タイヤがすり減ったら?タイヤ交換 タイヤ選びの基本
各タイヤメーカーにはOEタイヤと呼ばれる新車装着用タイヤがあります。
OEタイヤは、新車を開発する段階からタイヤメーカーと共同で開発されており、一般のタイヤ店では新車装着タイヤを購入することができません。
OEタイヤは、たいてい3メーカーを用意しているので、同じメーカーの同じ車種と同じグレードで違うメーカーのタイヤを履いていることはよくあります。
しかし、タイヤメーカーが違ってもタイヤの性能に差がでることがないように管理されています。
そこで、新車装着タイヤがすり減って交換となったときに、新車装着タイヤをディーラーで注文することも可能ですが、タイヤの値段は一般の同じサイズに比べてかなり割高となっています。
なので、新車装着タイヤを交換するときには、性能が同程度のタイヤをタイヤ店で選ぶとよいでしょう。
タイヤの性能には、耐摩耗性能、操縦性能、グリップ性能、燃費性能、乗り心地性能などに分けることができますが、クルマの性質によりタイヤを選ぶようにします。
例えば、スポーツカーにエコタイやや耐摩耗性能に優れたタイヤを履かしても、クルマの性能をスポイルしてしまい、タイヤを交換した後につまらない車になってしまいます。
そして、エコに優れた車に、グリップ性能の高いタイヤを履かせれば、燃費悪化となりエコカーの魅力は半減します。
そこで、新車タイヤがすり減って交換する場合、タイヤ店で新車装着タイヤ同等以上の性能を持ったタイヤを選ぶようにします。
しかし、実際にタイヤ店の店員に新車装着以上のタイヤを紹介してもらうと、オーバースペックのタイヤを用意されることもあるので、事前に予習をしておく必要があります。
最近のタイヤメーカーでは、タイヤを選びやすくするために車のボディー形状から選べるような仕組みを取り入れているほか、メーカーと車名を入れるとお勧めのタイヤを表示してくれる公式HPも用意されています。
事前に、メーカーHPから自分のクルマにあったタイヤを検索し、候補のタイヤと一緒にタタイヤショップに向かうとよいでしょう。