ワイパー交換
ワイパーゴムを自分で替えてみましょう。
雨の日にはなくてはならないワイパーですが、使い続けていると筋ができたりビビリ音が出るなど不具合が発生します。
ワイパーは意外に早く消耗する部品の一つで、メーカーでも1年に1度の交換を推奨しています。
ワイパーのゴムには、撥水加工タイプ、グラファイトタイプ、油膜落としタイプ、ノーマルタイプの4つの種類に分けることができます。
そこで、交換する場合に注意する点は、ガラスに撥水加工してあるかどうかが一番問題となり、撥水加工してある場合はグラファイトタイプを使用しなければ、ワイパー使用時にビビリ音が発生します。
そのため、撥水コーティングをしていないガラスはどのタイプでも問題ありませんが、撥水加工をしてあればグラファイトタイプのワイパーゴムを選ぶ必要があります。
ワイパー交換には、ワイパーブレードと交換する方法と、ワイパーゴムだけ交換する方法があります。金額的にはワイパーゴムだけ交換する方法が安く済みますが、ゴム交換は作業手順を間違えると金属の芯がバラバラになってしまい、取り付けに手間取ることがあるでしょう。
ワイパーのゴムの選び方は、車検証に記載の年式と型式が同じワイパーゴムを探します。年式が同じでも型式が異なるとワイパーゴムの長さが変わることがあるので注意してください。
最近は、ガラスコーティングをしている車両が多いので、グラファイトタイプの高価なワイパーゴムが多く売られています。
その中にはワイパーをかけながらコーティングをするゴムもあり高いだけの価値はありますが、消耗品として定期的に交換すれば標準タイプでも全く問題ありません。
ワイパーゴム交換は、クルマにワイパーブレードを取り付けたままでも行うことができますが、慣れない方はワイパーブレードをワイパーアームから外して作業するとやりやすいです。
ワイパーゴムは、それほど難しい作業ではなないことと、クルマの消耗品としては安い商品なので、ぜひ自分で交換してクリアな視界確保をしてください。