トヨタ ヴェルファイア
https://toyota.jp/vellfire/compare/
トヨタ ヴェルファイアが消滅!?
トヨタ自動車の高級ミニバンであるヴェルファイアに悲しい噂が出回っています。
それは、アルファードに集約されて、ヴェルファイアが消滅するというものです。
トヨタ自動車には、大型ミニバンとして、グランハイエースやグランビアなどがありましたが、日産自動車が投入したエルグランドの人気のほうが上回り、あまり話題になりませんでした。
そこで、2002年にアルファードGとアルファードVを販売店で分け投入しました。
その後、アルファードが2代目にバトンタッチしたタイミングで、アルファードVをヴェルファイアとして2008年にデビューさせたのが、ヴェルファイアの始まりです。
トヨタ自動車お得意のチョイ悪さというか、ワイルド感を出したエクステリアが支持され、本家アルファードを凌ぐ販売台数をキープしていました。
この辺、トヨタ自動車は上手ですよね。
ノアに対してヴォクシー、さらにはエスクァイアと兄弟車、姉妹車で違った演出をして、それぞれの魅力を際立させるという手法は見事です。
販売絶好調だったヴェルファイアだったのですが、2015年にフルモデルチェンジした頃から、アルファードの販売が伸びてきて、2017年のマイナーチェンジモデルからは、アルファードの人気が上昇し、ついに、抜かれてしまう結果になってしまいました。
兄弟車のため、抜かれたからなんだというわけではないのですが、トヨタ自動車の販売店が統一されることで、類似車種の統合が実施されることになり、その統合されてしまう車種の1台にヴェルファイアが浮上しています。
ですので、ヴェルファイアが消滅!?なのです。
2020年2月の販売台数は、アルファード5241台に対し、ヴェルファイアは1717台とトリプルスコアとなっていて、かつての栄光が悲しい限りです。
実際には、当然ですがヴェルファイアもアルファード同様、高級ミニバンとしてのポテンシャルは高いのですが、エクステリアの違いが、両者の販売を左右してきたと言えます。
チョイ悪でワイルドなカッコ良い顔から、高級感の押し出しの強い顔への購買層の意識が変化した表れでしょうか。
名前はアルファードに統一されても、グレードとしてヴェルファイア感のあるワイルドバージョンを設定するという話もありますので、チョイ悪は継続するようです。
それにしても、下取りにも影響が出始めているということですので、中古車狙いの方は、ヴェルファイアはお買い得になりつつあります。
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